ヘッドライトの生産方法をお知らせ致します。安価なライトでも黄変がある場合はこの方法で生産します。
step1.状態チェック
水洗いをした状態で、プラスティック変質による表層ヒビの発生をチェックします。酷い表層ヒビの発生がなければ生産の対象になります。
step2.洗剤での洗い
いきなり研磨に入る前に薬品洗いをして、表面に蓄積した付着物を溶かし、傷んだクリア層を露出させます。
step3.磨き
状態を見て番手を選定後、耐水ペーパーから研磨していきます。なるべく均質にレベリングされるよう研磨し、コンパウンドで傷を可能な限り除去します。写真のライトは左側をあえて磨いておりませんので、クリアの状態が線を引いたように違うことが見て取れます。
step4.クリア層の代わりを形成
表面に透明度の高い硬化型ガラス被膜を形成させ、黄変しない保護層を形成します。ガラス被膜はスケールが付着しやすいので、低撥水でウォータースポットが出来にくい物を使用しています。
生産前と生産後がわかりやすい写真はこちらをご覧下さい。